友情と運勢と
同じ趣味には同じタイプの人が集まります。家族や夫婦は長い年月、同じ時間を共有することで性格や行動パターンがよく似てきます。それは事実ですし、そうした根本的な部分が似てくれば、運勢も似てくる可能性はあるかもしれません。ただ、それだからといって「不運な人と付き合うと、自分も不運になる。だから不運な友人とはさっさと縁を切る」という考えには首を傾げてしまいます。
同じ趣味には同じタイプの人が集まります。家族や夫婦は長い年月、同じ時間を共有することで性格や行動パターンがよく似てきます。それは事実ですし、そうした根本的な部分が似てくれば、運勢も似てくる可能性はあるかもしれません。ただ、それだからといって「不運な人と付き合うと、自分も不運になる。だから不運な友人とはさっさと縁を切る」という考えには首を傾げてしまいます。
世間一般の感覚とは異なり、新型コロナはまだまだ猛威を奮っていますし、命を落とされる方も決して少なくありません。それと同時に、急性期の症状は治ったものの、多種多様なコロナ後遺症と呼ばれる症状に悩まされる人も増え続けているように感じます。今回は、私自身の体調の変化や、それに伴う生活の変更などについてのごく私的なブログになります。
私が若かった頃は、今ほど日本語の魔術書はありませんでした。その分、ヨガやシュタイナー・メソッド、グルジェフ・ワークなどの霊的トレーニング系の書籍が充実していたため、よく読んだものです。その中で感銘を受けたのは、グルジェフが語っていた「すべての行動はルーティーン化した瞬間に、刺激がなくなる。それを防ぐためには、毎日の予定を頻繁に変えていく必要がある」という一言。それだけで、日常生活が修行になるならば!と色めき立ったのを覚えています。でもそれって、現実的な方法なのでしょうか。
ここ二、三ヶ月、公共交通機関の中でのマスク姿がめっきり減ったように感じていました。もうコロナは終わったからマスクはいらないとか、相変わらずワクチンは政府の陰謀だ、といった声もまた高まっています。Fortuna Moon の講座では皆さんにマスク着用などの予防行動を繰り返しお願いしてきて、幸い、講座会場からの感染拡大は報告されていません。でも今回、当の私が(おそらくは新幹線内で)コロナに罹患してしまいました。その体験を交えて、改めての予防行動の大切さのお話です。