ブログ記事

危機をチャンスに変える

あれはちょうど2000年になった頃だったでしょうか。もう随分と昔のことで細部の記憶があやふやなのですが、アメリカの新聞のストレス調査で「ウォール・ストリートのビジネスマンは、月曜日の朝出社してメールサーバーが壊れていた場合、配偶者から離婚を告げられたときと同レベルのストレスを経験する」といった一文がありました。確かに週明け一番でメールが使えないとなれば、その後の混乱ぶりを想像するだけで血圧もあがるだろう、と納得した覚えがあります。それから20余年が経過して、私たちのデジタル・ガジェットへの依存は進むばかり。とくに、SNS は本当に日常の些細なところにまで浸透してきています。ただ、それに支配されすぎているのはどうなのでしょう。

健康と魔術修行

やっと分かりやすくて良い魔術書が見つかった、これで真剣にトレーニングが始められる。と、勇んで最初のページを開いたら、そこには「魔術のトレーニングには心身の健康が必須条件である」という文言が!えー、そんな、花粉症はひどいし、子供の頃からお腹が弱いけれど、それだけで魔術の道は諦めなければいけないの?とがっかりした人は多いでしょう。ここでは魔術トレーニングでの「健康の定義」そのものを考えてみたいと思います。

土地と慣習と呪術

長く続いた COVID-19 の規制が徐々に溶け始め、街にはまた外国からの旅行客が溢れるようになりました。東京の浅草寺では見様見真似でお線香の煙を浴びて参拝する異国の方々も見受けられます。みなさん、それによって何らかのご利益を願っておられるのか、はたまた単なる興味本位なのか。こうした風景を微笑ましいと感じたり、あるいは人によっては違和感を感じたりもされるようですね。なぜ、日本人がやっていればごく自然な行為を、他の国の方々がなさるとそんなふうに感じるのか。そこを突き詰めていくと文化や民族ごとに使える呪術が限定されるのではないか、という問題が浮かんできます。

占いビジネス詐欺にご注意

このブログはもうプロでバリバリ頑張っている、という占い師さんだけではなく、これから占い業を始めたい、あるいは始めたけれどまだ色々と戸惑っている、という人も読んでくださっていると思います。そうした方々にぜひ知っておいていただきたい、占い稼業につきまとうダークサイドへの警告です。占い師そのものが詐欺師だというとんでもないケースや、あるいは良心的に占いをしているのに心無い人に詐欺師呼ばわりされて悔しい、という発言はネット中にほぼ毎日のように飛び交っていますね。でも今回お話しするのは、占い師自身を詐欺にかける人たちへの注意喚起です。